"元グローバル人材(電機メーカ社員)"による中学受験なしの奮闘記

アメリカから2015年春に小1、小3帰国後、公立教育を活用して大学を目指す親子の奮闘記

PhonicsとPhinemic Awareness

たくさん論文は出ているようですが、下記がとても参考になりました。

http://www.youtube.com/watch?v=LyeFoJkbqOo

Phonicsは、文字(視覚)と音の関連を意識します。例 えば、rat,matをどう「読む」かを考えます。 一方Phonemic Awarenessは、音だけを意識します。最初は、く(C)、あ(A) 、と(T) =CAT(キャーット)というようにアルファベットの「音」を分解したり、合成したり、mat, ratなど、音で聴いた語尾をライムさせて、どんどん言葉を先生が言っていくのを真似たり、atという音に何か頭文字の音をつけて自分で言葉を考えて答えたりするものです。そのアクティビティは、目隠しをしていても可能です。学年があがってくると、importantは何音節か、どこで切れるかを考えたりします(シラブル)。Phonicsとは別に、Phonemic Awarenessをしっかりやっているキンダーの子供は、その後読解においてポジティブな結果を残しているそうです。Phonemic Awareness21世紀の有力なの教育の成果と言っている教育学者もいるそうです。1990年代後半にさかのぼる比較的新しい教育成果のようです。

ここはわかりやすく正確に整理しています。

http://reading.uoregon.edu/resources/bibr_pa_concepts.pdf

 

フロリダ州立大学の下記サイトには本格的な教材がありますが、ノンネイティブには若干敷居が高い感じ・・

http://www.fcrr.org/for-educators/sca_k-1_dvd.asp

1st Grad以上であれば、下記リンクの教材がよい感じです。

http://www.internet4classrooms.com/skills_1st_lang_new.htm

小学校2年くらいになってからでも、また、ELD,ESLの生徒でもPhonemic Awarenessを意識して勉強することは効果があるというリサーチがあるようです。実際、カリフォルニアの標準カリキュラムには取り込まれ、標準テストにも出題がなされます。

 

上の子のときは余裕もなく、Phonicsということで読み方(音と文字列のつながり)のみを教えていましたが、学校ではそういえば、Phonemic Awarenessを習っていたと思います。確かに、く(C)、あ(A) 、と(T) =CAT(キャーット)とか、言ってたな、キンダーのとき・・・下の子はこれからキンダーが始まるので、もう少し気を付けて見守ろうと思います。