"元グローバル人材(電機メーカ社員)"による中学受験なしの奮闘記

アメリカから2015年春に小1、小3帰国後、公立教育を活用して大学を目指す親子の奮闘記

お久しぶりです。2014年に帰国。あれから3年・・・・・

あれから2014年に家族で帰国。どうなったか。

帰国子女財団で英語保持は細々とやってます。

  • 小3で帰国した上の女の子

(現在小5)の英語は維持成功しています。いまだに300-500ページの洋書を一日で読みます。英検は準一級。この秋に一級を受けさせます。算数は苦手ですが言語的な感覚はわが子ながら優れている偏っているようです。現地の子が読んでいる洋書は、ほぼ・ほぼ読破し、アマゾンで洋書を買っても1-2日ですぐに読んでしまいます・・・・お金がもたない。授業中に本を机の中に隠しながら読むのが止められず、それでも現地の小学校の先生におおらかに見逃してもらっていたこともあります。外国語保持教室週1、さらに週1で個人の英語の先生(教育専門の学士卒)にチューターしてもらってます。小5に入って日本語へのシフトがはじまったのか、漢字テストが良くなるにつれ、日本語で話すことが増えました。

現地にいれば漢字は崩壊の危機だったのっで、バランスはとれているとよいように考えるようにしています。いまは、ちょっと小学生にはきついかもしれませんが、チュー他の先生と相談して、英検1級のボキャビルでよく使われる1100words you need to knowをやらせたり、中学高校の先取り学習的にCNNや時事系のサイトからニュースや公民系のプロジェクトをやらせたりしています。

  • 小1で帰国した下の女の子

(現在小3)は投資はよりしているのですが、スピーキングは最初の一年ですぐに剥落しました。それは覚悟をしていて上の子以上に相当したこともありリーディングとリスニングは維持成功している気がします。英検は準二級に前回合格しました。上の子は二級に受かっていたのですが、そもそもが言語がすごく得意でもないので、比べないようにしようと思います。公文(いまJ1かJ2かな?進捗把握すら危うい…)で読み書き、文法を維持し、週1個人の英語の先生にチューターしてもらってます。週3ですね。よくよく考えると、小3の割には英語にものすごい時間をかけている気がします。

 

  •  偉そうに書いてきましたが・・・自身はどうやねん。

週一回は英語でしゃべるようにしているくらいでしょうか。日本の親会社で仕事をしていますが、読み書きは毎日していますが、話す機会が数か月に1度くらいに減り・・・・英語ができたりできなかったりで生死の境をさまよったりするなど追いつめられることもないので、親も英語に興味がなくなってくるのですね。あるとすれば、あのひと5年もアメリカに行ってきた割に「あわわって口がまわっていない・・・」と恥をかくくらいのものです。そういう怠惰な英語への態度は子供にも伝染すると思います。

 

なお、経験したことから、個人差はあるかもしれないが7歳より上で帰ってきたら英語は維持しやすい、下で帰ってきたら苦労する、というのは真実のようです。また、米軍基地の軍人の奥さんや、地方都市在住の米国人などのチュータを個人で雇うのは英語保持で費用対効果があったかもしれません。ただし、英語保持の専門家でもないので手作り教材を自分でつくったりしてそれなりに負荷はありました。